ゴールデンウィークは暦通り診療いたします。5月2日木曜日も診療日となります。

歯が痛くなる前に虫歯や歯周病など歯の病気を予防します。

予防歯科について

予防歯科とは

これからの歯科治療は、虫歯や歯周病で悪くなった部分を治療するだけではなく、健康な状態を維持することが重要であると考えております。

予防歯科では、口腔内のチェックや、虫歯、歯周病の検査と定期清掃を行っていきます。
歯磨きや食生活の指導から、唾液やかみ合わせの検査なども基本的な項目に入っております。

1.強い歯をつくること

強いはをつくるためには栄養のバランスの取れた規則的な食事は不可欠です。
お子さんの健康で丈夫な体をつくり、虫歯に対する抵抗力を高めて、歯質のよい強い歯を作ります。

2.虫歯菌を減らすこと

歯の表面にすみついている細菌は300~400種類もいます。
またプラーク(歯垢)には1mgあたり1億個以上も細菌がいます。
虫歯の原因となる細菌は、糖分を原料にして葉の表面を溶かす強い酸を出します。歯磨きによってこうした細菌をできるだけ少なくしていきましょう。

3.甘いもののコントロール

糖分は虫歯菌の養分になります。
甘いお菓子やジュースなど、糖分の多いものをできるだけひかえるようにしましょう。

予防と診察

削る治療をなるべく避けるためには、定期的に歯科医院でチェックが欠かせません。
歯ぐきのチェックから、ブラッシング指導、歯科衛生士による清掃とフッ素塗布などを行います。
定期検診を行うことで大事な歯を守ることができます。

予防と治療

外科的に、切ったり、貼ったりしたり、削ったりすることだけが治療という訳ではございません。

お口の中には、全体的に健康の部分しかないという人は、ほとんどいませんし、歯肉に炎症があれば、歯磨きすら予防歯科ではなく歯科治療ということになります。
歯石除去、抗生剤の内服、漢方薬の内服、低出力のレーザー照射など、通常、麻酔薬を使わないものは、ここでは、予防歯科のいうことにします。

PMTC

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは歯磨きしても落ちない歯の汚れや細菌の巣であるバイオフィルムを、歯科医師、歯科衛生士が専門的に器具を用いて取り除くことをいいます。

定期的に行なうことで虫歯と歯周病の予防になります。

プラーク・コントロール

歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)の発生を、歯磨きや食生活の改善などで予防することをいいます。

患者さまのプラーク・コントロールの状態や、口腔内の状況をチェックし、その患者さまに合ったプラーク・コントロール法を指導いたします。

ブラッシング指導

歯磨きしているのに虫歯になってしまうのはなぜでしょうか?

それは正しいブラッシングが行なわれていないからです。磨いているのと磨けているのは大違いなのです。
染色液で、汚れが落ちているかチェックすると、意外に磨き残しが多く見られる場合が確認できます。磨き方が偏っていたり、奥歯のほうにしっかりブラシが届いていなかったり、これでは虫歯ができてしまいます。
大人になってからブラッシング指導を受けることは、恥ずかしかったり、面倒だと思いがちですが、大切な歯の健康を守るためにもブラッシング指導を受けることをおすすめします。

PMTC

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは歯磨きしても落ちない歯の汚れや細菌の巣であるバイオフィルムを、歯科医師、歯科衛生士が専門的に器具を用いて取り除くことをいいます。定期的に行なうことで虫歯と歯周病の予防になります。